体臭がパスワードになる最先端のセキュリティ認証

2015年03月20日

文明が急速に進化する昨今、
何と究極のセキュリティ認証として、
体臭によって個人を識別するシステムもあるようです。

マドリード工科大学とイリア・システマス社の共同研究により
個人の臭いで識別するシステムが開発されたと発表がありました。

研究では全ての人に固有の臭いがあり、
センサーによって感知して、85％以上の確率で
個々人を識別できたそうです。

これまでに声や顏の認証はありましたが
ついに臭いにまできたかと思うと驚きですよね。

臭いによる認証が人間の身体的特徴を利用した
新たなジャンルとして確立されるのでは期待されています。

臭いは人がそれぞれ持っている固有の特徴です。

なので複写することも、盗まれることも、
なくしたり忘れたりする事もないでしょう。

ただし、これは指紋なども同じですが、
人間の成長過程の中で個人情報が変化する可能性もあります。

サイズ自体が変わってしまって識別できなくなるんですね。

でもそう考えるとある意味では怖い時代というか、
透明性のある時代になってきましたよね。

臭い、指紋、声、汗、

こういった人間として当たり前にあるものが、
個人情報を識別する手段になると考えると・・・

テクノロジーの進化についていけるか心配になりますが、
うまく向かい合って生きていきたいとおもいます。