世界的マラソンランナーがケニアに多い理由
寒い冬、それはマラソンの季節です。
年明けには箱根駅伝がありますし、
日本が大いに盛り上がる時でもあります。
そこで気になるのが海外ランナーの存在ではないでしょうか?
マラソンでもケニア人は圧倒的な強さをほこり、
これまでに何度も優勝しています。
マラソンだけに限らずサッカーでも
その才能を豊かに発揮する姿はとても興味深いですよね。
そのケニアでも、実は首都ナイロビ周辺や
その他の地域すべてから優秀なランナーが生まれているかというと、
実はそうでもないのです。
ケニア人のすべてが足が速いわけではない、
ということなんですね。
ケニアの中でもナンディという種族から
多くの長距離ランナーが生まれています。
ナンディはケニアの中でも人口2%以下であり、
国際級のランナーの多くがこのナンディにいるのです。
何でも、マラソン・ランナー世界ランキング100位以内の選手を
生み出している数を世界平均を1とした場合、
ケニアは平均の1に対してなんと6.03!
驚異的な数字を生み出していました。
さらに、このナンディという場所に限っては、
22.9という異次元な数字を出しています。
その理由は?
それはかつてイギリスの植民地時代、
他の民族を襲撃して生活の要となる牛を奪う習慣があったんだそうです。
夜にひっそりと計画され、
牛を奪って逃走する。
100キロを超す距離を走りぬけ、
生活のために過酷な世界を生き抜いて、
今のナンディの人たちの生活があります。
そんな、今日は世界の意外なニュースをお届けしました^^
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