スポーツ選手が貧血によくなる理由とは?
2014年11月26日
少し古いデータですが、平成13年度国体選手の血液検査結果で
男性選手の7.2%~22.2%、女性選手の4.5%~17.3%、
に貧血の可能性があるというデータが発表されました。
血液中の赤血球の数や赤血球の主成分である
ヘモグロビンが減ったために酸素を運搬する能力が減り、
身体が酸素不足になった状態のことを言います。
貧血の原因は様々ですが、
ヘモグロビンの材料である鉄の不足から起こる
「鉄欠乏性貧血」が原因です。
スポーツ選手の場合も同様ですね。
鉄欠乏の原因は、
1、鉄の摂取不足
2、鉄の需要増大
3、鉄の排泄増大
といった事が考えられます。
スポーツ選手に多いのは食事からの鉄摂取量が
需要に追いつかないことです。
スポーツ選手がトレーニング中にかく汗には鉄分が多く含まれており、
さらに年齢的にも若い方が多くおられます。
骨格筋形成にも多くの鉄分が必要なこともあり、
一般人には十分な鉄摂取量であってもスポーツ選手には
不足となる場合があるんですね。
ですので今激しい運動をされている方であれば
これらの事に注意していただければと思います。
次回の記事でもう少し掘り下げて解説していきます^^
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